キューバ政府公認の民泊で宿泊費節約!宿泊したカサ3軒の料金を公開します!
2016年10月にキューバに9日間滞在しました。首都ハバナや世界遺産の街トリニダーでは、民泊を使って一般家庭(3家庭)に合計5泊してきました。
キューバではカサ・パルティクラルという民泊制度があり、キューバ政府が認可している家にホテルに比べて格安で泊まらせてもらうことができます。ハバナでは2家庭のカサ(家)に滞在して、トリニダーでもカサに宿泊しました。。
※外国人向けリゾート地であるカヨココ島で宿泊した時には、現地で予約手配することによって5つ星オールインクルーシブホテルに格安で泊まることができました。⇒こちら
キューバ宿泊事情
キューバを旅行するにあたって、事前に決めておきたいのが初日の宿泊先です。たいていの場合、大きく2つの方法があります。
- ホテル
- カサ・パルティクラル
今回エアカナダを使用してキューバ・ハバナに行く場合、トロントからハバナ行きに搭乗すると、ハバナのホセ・マルティ国際空港に到着するのは夜22時20分です。
入国審査に長蛇の列を並んだ後、スーツケースを荷物を受け取る。空港で日本円を現地通貨に両替しているとすでに日をまたぎます。
日本出発から合計20時間程度かかり、深夜到着すると、宿泊場所の手配が非常にめんどくさくなります。最低限、初日の宿泊先だけは事前に確保しておくことで、深夜の到着でも安心して行動することができます。
そこで、今回はハバナ到着初日に宿泊する場所(カサ・コロニアル)を日本で事前に予約していきました。後ほど紹介しますが、空港からカサまでの送迎も妥当な料金で提案してくれたので、迷うことなくカサに到着することができました。
キューバのホテル
キューバのホテルは全て国営と。外国人向けの高級ホテルで値段も日本円で1泊2万円以上はかかります。
海外旅行の際にいつもお世話になるBooking.comで検索すると、「現在、お住まいの地域からキューバの宿泊施設に予約することはできません」という注意が表示されます。
ホテル予約は、CUBA HOTEL RESERVATIONなどのキューバホテル専用のサイトで予約する必要があります。外国人向けの高級ホテルが中心です。
カサ・パルティクラル
キューバ政府登録制の民泊制度。一定の基準に達した民家が政府から許可をもらい、カサのお部屋を観光客に貸し出すシステムです。
家の前や扉に、青い錨のようなマークがついてあるのがカサです。
キューバへのツアー旅行やパック旅行ではホテル宿泊になるので、カサ・パルティクラルは主に個人旅行向け。カサによって部屋大きさや料金が異なりますが、1部屋1泊あたり20CUC〜30CUC程度。部屋にはエアコン、バス・トイレも付いていて、ベッドメイキングのサービスやミニバーが付いている。そして追加料金で朝ごはんや夜ごはんも食べることができます。
外国人向けホテルよりも宿泊料金が安い。バックパッカーや長期滞在の旅行でおすすめです。もしキューバ旅行のの地元住民と少しでもふれあいたい方にはカサ・パルティクラルの制度を使って家に泊まってみるみることはぴったりです。
キューバで宿泊してお世話になった3つのカサを紹介します。
ハバナで泊まったカサ
Casa Colonial yadilis y Joel(カサ・コロニアル)
ハバナビエハ(旧市街)にあるカサ・パルティクラル。ハバナ中心地は徒歩圏内で観光することができて非常に便利な立地にある。
部屋
朝食
グアバフレッシュジュースが美味しい
カサの請求書
- 1泊1部屋:30CUC
- 朝ごはん:5CUC
- 夜ごはん:10CUC
Casa Carmen(カサ・カルメン)
ハバナビエハ(旧市街)のクレスポ通りにあるカサで、カサ・コロニアルのほぼ裏手にある。もちろんハバナ中心地は徒歩圏内で観光することができて非常に便利な立地にある。
クレスポ通りの案内板
玄関には、カサを示す青いイカリの印
オーナーであるお母さんはスペイン語のみで英語は通じない。オーナーの息子夫婦がいて、朝食を作ってくださった。
- 1泊1部屋:30CUC
- 朝ごはん:5CUC
- 夜ごはん:10CUC
トリニダーで泊まったカサ
Hostal Marlenis Perez & Ernesto Naranjo
サン・ルイス通りという人通りの少ない場所にあるカサ。トリニダーの中心であるマヨール広場まで徒歩5分程度の距離にあるが、喧騒からは外れた落ち着いた場所にある。
サン・ルイス通りは、グティエレス通りとヘススマリア通りの間にあり名刺からは見つけるのに苦労した。
レンタカーはサンルイス通りに駐車できないので、オーナーさんの言う通り、デセンガーニョ通りに路上駐車した。
- 1泊1部屋:25CUC
- 朝ごはん:5CUC
- 夜ごはん:10CUC
カサ同士のアナログネットワークが発達
キューバはインターネットのインフラもまだ発達しておらず、お互いのカサを名刺でアナログ的に紹介し合うことで成り立っています。初日に宿泊したCasa Colonial(ハバナ)から、トリニダーのHostal Marlenisを紹介してもらいました。
またHostal Marlenisでは、ハバナのCasa Carmenを紹介してもらいました。困ったことがあれば、なんでも相談に乗ってくれる雰囲気で、自分でカサを探す手間も省くことができました。もちろん、宣伝に使う名刺を宿泊先のカサに持って行っていくことに協力しました。
キューバ滞在の際には、カサに泊まって地元の人と交流してみてはいかがでしょうか。
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