2015年11月にHSBC香港・オーシャンセンター支店で口座開設しました。

2015年11月にHSBC香港で銀行口座を開設しました。近年、日本人が口座開設拒否されるなど困難になっているという記事が多く見受けられますが、少しでも英語で伝えることができれば特に困難ではないという実感です。

海外で口座開設を行う

海外旅行に行くときに、事前に空港で日本円を目的地の外貨に両替することはよくあることだと思います。また急に外貨が必要となったときに備えて日本円を予備で持っておき、必要に応じて銀行や換金所で外貨に両替することもあると思います。場所によっては、異常な手数料を支払うことがあります。クレジットカードでのキャッシングも可能ですが、こちらも手数料がかかります。

もし世界中に支店を持つ銀行の口座があれば、世界のどこにいてもATMですぐにお金を引き落とすことができます。またマルチカレンシーの場合、一人の1つの口座で複数通貨での預金ができるので、外貨の状態で手数料を支払うことなく引き出すことが可能となります。

HSBCで口座開設を行う

海外で銀行口座を開こうと思ったときに、シンガポールか香港が思い浮かびました。理由は、アジアの金融拠点として世界中の資金が集まるオフショアで、非居住者でも口座が開設可能であること。あとアジアで日本から近いことです。またインターネットバンキングなどが使用できる点や、海外投資に挑戦する可能性を考えて、世界中に支店を持つHSBCで開設してみることにしました。

HSBCとは

HSBCホールディングス(エイチエスビーシーホールディングス、HSBC Holdings plc) イギリス、ロンドン、カナリー・ワーフに本社を置く世界最大級の金融(商業銀行を主体とする)グループである。
(中略)ヨーロッパ、アジア太平洋地域、アメリカ大陸、中東、アフリカにまたがる83の国と地域に10,000を超える拠点を擁し、2007年12 月末現在2兆3,540億米ドルの総資産を持つ世界有数の金融グループである。

出典:HSBCホールディングス – Wikipedia

香港上海銀行とは

イギリスの金融グループHSBCホールディングス傘下の銀行である。香港に本店を置き、香港ドル発券銀行の一つである。

出典:香港上海銀行 – Wikipedia

口座開設を行うデメリット

日本では採用している銀行は少ないと思うのですが、預金残高が各コースで指定された金額を下回った場合、口座維持費が必要となります。

口座の種類

HSBCで選ぶことができる口座プランは3種類から選ぶことができます。今回は、アドバンスを選択しました。なお、口座開設後にダウングレードすることもできるそうです。

口座開設の事前準備

身分証明のため、パスポートと国際運転免許証の2点は必須です。名刺については、口座開設担当者が会社所在地や電話番号を登録するのに使用します。そこで英語表記の名刺があれば開設手続きが非常にスムーズになります。英語表記の名刺を持っていない場合、勤務先や所属先の会社住所と電話番号は準備しておくことでスムーズに手続きをすすめることができます。

事前準備リスト

  • (必須)パスポート
  • (必須)国際運転免許証
  • 名刺(英語表記があれば望ましい)

口座開設しやすいHSBC支店がある

本店もしくはオーシャンセンター支店での開設が事例がインターネット上で多くみられます。今回は、ネット上に体験談が溢れかえっているオーシャンセンター支店で開設しました。銀行に入って、まず案内係の担当者に口座開設の旨を伝えます。混雑の状況にもよりますが、順番がくるまで20分ほど待ちました。

口座開設担当者から受けた質問

すべて英語で話します。開設目的はそれぞれだとは思いますが、事前に回答を準備したほうが安心です。

  1. 口座開設の目的は?
  2. 口座開設した場合、(香港ドル換算で)どのくらいのお金を預ける予定か?
  3. 口座開設時に、少しお金を預ける必要があるが用意しているか?(預金額が少ない場合、口座維持費がかかるので注意してほしい。)

まとめ

私の担当者は、日本人の口座開設の手続きに非常に慣れている印象でした。全体として約1時間程度あれば開設可能です。
次は、この口座を使って海外投資に挑戦してみようと思っています。
香港滞在を兼ねて口座開設はいかかでしょうか。質問ありましたらぜひお気軽に。

画像参照先:SCMP