キューバ・カヨココ島の5ツ星ホテルは現地予約がお得!定価の半額以下で宿泊する方法
2016年10月にキューバに9日間滞在しました。そのうち3日間をカヨココ島に滞在しました。
カヨココ島はキューバ政府が観光産業に力を入れていて外国人観光客向けのオールインクルーシブのリゾートホテルが立ち並び、ビーチは世界で美しいビーチランキングにも掲載されています。
キューバで4番目に大きいカヨココ島
カヨココ島は、キューバの首都ハバナから約600キロほどの距離にあります。カヨ(Cayo)はスペイン語で小島、ココ(CoCo)はココナッツを由来しており、キューバ島からは約20キロほどの沖合にある島です。
島であることもあって未開の自然がまだ十二分に堪能できる場所だと感じました。
- カヨココ島の奥にあるカヨ・ギジェルモの白い砂浜と透明度の高い海を堪能できる
- 池で佇んでいる野生のピンクフラミンゴの大群が見れる
- マングローブ林の近くでは、大量の蚊に全身刺される
カヨココ島の地図や宿泊情報は「地球の歩き方」ではほとんど掲載されていなかったので、事前に調べるには英語ですが「Lonely Planet」をおすすめします。
レンタカーでカヨココ島へ向かう
キューバ島からカヨココ島に向かうには、石が詰まれた海の上の道路で繋がっています。
約20キロある海上道路には街灯もガードレールもありません。もし海に落ちても誰も助けに来てくれません。
海上道路を渡る
カヨココ島への道路には料金所(検問所)があります。
料金所では通行料金を支払います。(2CUC)
カヨココ島へ向かうときは、パスポートチェックがありました。
海上道路
街灯もガードレールもなく、路肩の横はカリブ海です。
道路案内標識「細心の注意を」
路肩に止めたレンタカー
夜の海上道路は危険
首都ハバナを午前11時頃にレンタカーで出発して、この海上道路料金所に到着したのが夜20時頃でした。
海上道路は街灯がないため真っ暗で横風が吹くなかで、半泣きになりながらガードレールのない海の上を約20キロほど運転しました。生きた心地がしなかったので、ここは日中に渡ることをおすすめします。
カヨココ島の宿泊事情
カヨココ島は、外国人観光客向けのリゾート地ということもあり、一般のキューバ人はどこにも見当たりません。オールインクルーシブのリゾートホテルのみです。
キューバ人の住む家がないため、カサ・パルティクラル(政府公認民泊)もありません。
もしすべてのホテルが満室だったときは、どうしても格安で宿泊したい場合、最終手段としてシティオ・ラ・ギラという自然体験施設に宿泊施設があります。
Pullman Cayo Coco(プルマン カヨ ココ)
2015年11月に、フランスの大手ホテルチェーン・アコーが開業したオールインクルーシブのリゾートホテル。500を超える客室を持っている。
カヨココ島で2015年に建てられた新しいホテルのひとつで、フロントで全室満室だと言われて宿泊できませんでした。
Melia Cayo Coco(メリア カヨ ココ)
スペインの大手ホテルチェーン・メリアが運営するオールインクルーシブのリゾートホテル。
2泊目に宿泊しました。
Sitio La Guira(シティオ ラ ギラ)
自然体験施設で唯一の格安で泊まれる宿泊施設。カヨココ島への到着初日が夜22時頃になったため宿探しを諦めてここに宿泊しました。
藁葺き屋根の小屋でツインルームの部屋になり、シャワーやトイレも落ち着いてできない。
施設内を歩いていると大量の蚊に襲われて大量の箇所を刺される。
ここで泊まる場合は、虫除けスプレーと蚊取り線香は必須です。
5ツ星ホテルに割引価格で宿泊する方法
キューバのリゾートホテルには、施設内のツアーデスクを通じて割引価格で宿泊するという手段があります。
もちろん現地フロントで正規価格で予約したり、事前にインターネットの公式サイトで予約することも可能ですが、キューバのリゾートホテルに関しては現地のツアーデスクから予約することをおすすめします。
Melia Cayo Coco(メリア カヨ ココ)に宿泊しましたが、ツアーデスクを経由だと1人あたりで半額以下となります。もちろんホテルのフロントの担当者も驚いていました。
- ホテルフロント正規料金:180CUC
- インターネット割引料金:150CUC
- 現地ツアーデスク:89CUC
ツアーデスクの料金表を掲載します。
(あくまで参考程度に)
宿泊料金表
Pullman Cayo Coco(プルマン カヨ ココ)
(2016/7/15〜8/24)大人2名宿泊の場合、一人あたり:81CUC
(2016/8/25〜10/31)大人2名宿泊の場合、一人あたり:77CUC
宿泊料金表2
Melia Cayo Coco(メリア カヨ ココ)
(2016/7/1〜9/15)大人2名宿泊の場合、一人当たり:103CUC
(2016/9/16〜10/31)大人2名宿泊の場合、一人当たり:89CUC
ツアーデスク(キューバ島・海上道路料金所)
カヨココ島に入るまでにホテルを事前予約をしておきたい場合に、一番便利であろうツアーデスク。営業時間は10時から17時頃。
当日、ハバナを午前11時頃に出発して、ここのツアーデスクに到着したのが夜20時頃ですでに営業終了していた。
ツアーデスク(Pullman Cayo Coco)
フロント周辺を歩き回ってみたが見当たらなかった。
ツアーデスク(Melia Cayo Coco)
フロント周辺のスーベニアショップ前にある。当日はアクティビティ担当が1人いたが、ホテル予約担当の人がいなかったので、別ホテル(Iberostar Mojito)にいる担当者に連絡を取ってくれた。
ツアーデスク(Iberostar Mojito)
Melia Cayo Cocoの担当者から紹介されたホテル予約担当者から予約しました。
ツアーデスク担当のお姉さんはできぱき仕事してくれた。
カヨココで気をつけること
キューバ本島からのアクセスは決して良いものではありません。
ハバナからは非常に遠い
ハバナからカヨココ島まで約600キロメートル。キューバの道路は決して整備されているとはいえず、ところどころ道に穴が空いている箇所があります。
キューバの各都市からの交通の便が悪い
キューバ本島からカヨココ島へ向かうには海の上に道路を整備した海上道路のみです。
カナダやメキシコからカヨココ行きの直行便を使っていくか、クバーナ航空の国内線を使うことをおすすめします。
蚊が非常に多い
もともとマングローブ林を伐採しているので、蚊が多いです。
日本では考えられないくらいの量の蚊に襲われました。虫除けスプレーは必須です。
カヨココは3日以上の滞在が理想
カヨココ島はあくまで外国人観光客向けのリゾート地です。もし再訪あるならオールインクルーシブのホテルに3日以上は滞在してのんびり過ごしたいと感じました。
キューバの現地人と交流したあとに、リゾート地でゆっくりしたい方はぜひともカヨココ島をおすすめします。
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